search button

子ども・若者ご縁づくりの想い

手を合わせお念仏申す人になってもらいたい これが私たち共通の願いです

新たな始まり

新たな始まり
キッズサンガは「ご縁のある大人たちが全ての子どもと接点を持ち子どもとともに阿弥陀さまのご縁に遇っていこう」と、浄土真宗本願寺派(宗派)が全寺院を挙げて2007年から始めた取り組みです。
2014年から若者層(中学生・高校生・学生・社会人など)へ働きかけを強めていくために、これまで取り組んできたキッズサンガの理念を継承し、名称を「子ども・若者ご縁づくり」としたうえで、なおいっそう青少年教化に推進するために新たな歩みを始めました。
宗派では「子ども・若者ご縁づくり推進室」を設置し、全寺院を挙げて生まれたての赤ちゃんから、40歳未満の方々に「手を合わせ、お念仏申す人」になってもらうことを目標に、そのご縁を「つくり」、そのご縁を「つなぎ」、そして「深める」ことに取り組んでいます。
この「ご縁づくり」は「次世代と共に」ご縁に遇っていくことを大切にしています。

次代を担う人の育成

「子ども・若者ご縁づくり」「次世代と共に」が私たちのテーマです。

  • 目的
  • 目標
  • 計画

「あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、もって自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する」(浄土真宗本願寺派宗制:前文)ことを目的としています。

次代を担う人の育成
「武力紛争、経済格差、気候変動、核物質の拡散など、人類の存続に関わる課題が露呈」と専如ご門主がご消息の中でお示しのように、私たちの自己中心的なものの考え方が、社会のあらゆるひずみを増幅させ、人びとの生きづらさなどを生んでいるようです。
とりわけ子どもたちや若者たちは、その影響の中で生きづらさを感じている方が多くあります。
私たちは阿弥陀如来が、すべての生きとし生けるものの上に願い続けてくださる智慧と慈悲の心を、この私に掛けられた願いと聴くなかで、自己中心的にしか生きていけない自分の愚かさに気づかされます。そこから、他のいのちへの敬いと、いのちを尊ぶ私になろうとするところに「心豊かに生きることのできる社会の実現」があると思います。

「手を合わせ、お念仏申す人になってもらいたい」これは私たち共通の願いです。

次代を担う人の育成
合掌することに慣れていない方が多くあるようです。またお念仏を申すことにも慣れていない方も多くあります。また周りにお念仏を申す方が少なくなっているのが現代です。
人は環境に育てられるといいます。家族形態が近年激変していますので、かつてのような家庭での伝承が困難な状況になってしまいました。また身近にいる私たち大人自身が日頃の生活の中で「手を合わせ、お念仏申す」姿を見せていないのかも知れません。
まずは「合掌すること」「お念仏を称えること」に慣れ親しむ環境づくりが急がれます。
ひとりでも多くの方々が、お寺を居場所にしてくださり、違和感なく「手を合わせ、お念仏申す人に」なってもらいたいと思います。また私たちと共にお寺の法座で阿弥陀さまのお話を聞く人となってもらいたいと思います。
それは自分だけの力で生きているのではなく、多くのものに「支えられ生かされている」ことに気付くことであり、「心豊かに生きることのできる社会の実現」への第一歩があると思います。
私たちはご縁に遇っているものとして、目標に向かって歩み続けたいと考えています。
次代を担う人の育成
目標に向かって、私たちは計画を立てました。
これは家庭・寺院・組(お寺の地域のグループ)・教区それぞれの場で取り組んでいくこととしています。
  • キッズサンガの願いをさらに
  • ご縁が少しでものある若者へ アプローチ1
  • ご縁のなかった若者へ アプローチ2
    (生きづらさを抱えている子ども・若者への寄り添いを含む)
これらを具体的に取り組んでいきます。

専如ご門主の法統継承に際しての消息で

「宗門の現況を考えます時、各寺院にご縁のある方々への伝道はもちろんのこと、寺院にご縁のない方々に対して、いかにはたらきかけていくのかを考えることも重要です。本願念仏のご法義は、時代や社会が変化しても変わることはありませんが、ご法義の伝え方は、その変化につれて変わっていかねばならないでしょう。現代という時代において、どのようにしてご法義を伝えていくのか、宗門の英知を結集する必要があります」 と申されたように、「子ども・若者ご縁づくり」に全寺院が取り組むにあたっては「既成概念にとらわれない、大胆な発想と手法や言葉などを駆使して、若者たちが、これらにまず馴染んでもらえる『ご縁づくり』から」(基本方針より)始めたいと考えています。

乳幼児期からポスト青年期までという幅広い方々への「ご縁づくり」としますから いままで「青少年」といっていたものを「子ども・若者」としました。 その子ども・若者たちは、仏教やお寺とのご縁が薄くなっている現状があります。
仏教やお寺に親しみを感じてもらうことから始めていくことが大切と考え、それらのご縁に遇ってもらう教化活動を「ご縁づくり」としました。

  • 子ども:乳幼児期・学童期及び思春期にある者をさします
  • 若者:思春期、青年期の者、40歳未満のポスト青年期を含みます

ポスト青年期とは、青年期を過ぎ大学などで、社会の各分野を支え、発展させていく資質・能力を養う努力を続けている者や、円滑な社会生活を営む上で困難を有する40歳未満の者をさします

キッズサンガの願いをさらに

「お寺を子ども、若者の居場所」に

子どもたちとともに ~前門さまのキッズサンガへのメッセージです~

このたび、宗門長期振興計画の重点項目として、<次代を担う「人」の育成>が挙げられ、青少年教化に取り組むため、「全寺院『子どものつどい』-キッズサンガ-」が推進されることとなりました。
キッズサンガのめざす「お寺を子どもの居場所に」とは、単に「お寺を子どもたちの遊び場に」ということではなく「子どもたちが阿弥陀如来の願いの中に心をひらき安らいでいける場。また、その子どもたちとともにすべての人びとの居場所となれるお寺に」という願いが込められていると思います。 今、急激な社会の変化のなかで、一人ひとりのいのちの根本が揺らいでいるように思います。そのような現代社会にあって、子どもたちを護りはぐくむべき大人自身が余裕を失い、子どものいのちが脅かされていることに、危惧の念を抱かざるを得ません。
子どもたちに寄り添うキッズサンガの取り組みを全国のお寺で展開し、お寺を構成する門信徒・僧侶が、地域社会との交流を含め、人びとの悩みや思いを受けとめ、互いに支え合う取り組みをすすめることで、ともにいのちかがやく世界へとすすんでいくことを期待します。

2007 年(平成19)年 門主 大谷光真

キッズサンガの願いをさらに
宗派では親鸞聖人750回大遠忌「宗門長期振興計画」を立て、2007(平成19)年から、<次代を担う「人」の育成>をめざし「全寺院『子どものつどい』-キッズサンガ-」の運動をはじめました。
これは「ご縁のある大人たちが、すべての子どもと接点を持ち、子どもと共に阿弥陀さまのご縁に遇っていこうとする運動」としての取り組みでした。
2014(平成26)年の専如ご門主法統継承をご縁に、これまでのキッズサンガの成果と反省を踏まえ「次世代育成は私たちのテーマ」と捉え、これを青年層をも含んだ取り組みとして力強く推進していこうと、「青少年」を『子ども・若者』、「教化」をまずは『ご縁づくり』からと焦点を絞り、総局に「子ども・若者ご縁づくり推進室」を設置し、キッズサンガの願いを併せ持ったうえで、『子ども・若者ご縁づくり』の名称のもと取り組んでいます。

なまえの由来

これからは、宗派の次世代育成の取組み事業名称とし、2007(平成19)年親鸞聖人750回大遠忌法要「宗門長期振興計画」で使い始めた「キッズサンガ」という名称は、その理念を「子ども・若者ご縁づくり」に引継ぎ、今後は一般寺院や組、教区における子どもへのご縁づくり諸活動の冠名称として普及させていただきたいと思います。

宗門内の教育機関におけるご縁づくり

  • 宗門内の教育機関におけるご縁づくり
    本願寺では御正忌報恩講期間中に「本山成人式」、宗門関係学校卒業生の「帰敬式」・新入生の「参拝式」、宗祖降誕会への生徒・学生の参拝などを実施しています。
    全国では「保育連盟」に加盟する幼稚園、保育園、認定子ども園などで、幼児期から宗教的情操を育む浄土真宗ならではの「まことの保育」がなされています。
    また宗門には親鸞聖人の教えを建学の精神とする龍谷総合学園(加盟校数70)があり、小学生から大学生年代までの方たちが、宗教の時間や仏教行事などを通して、仏教に親しみ、仏教的生き方について学んでいます。
    ご門徒の皆さまに、寺院が経営する園や宗門関係学校に入園や進学をお奨めしましょう。

子ども・若者ご縁づくり推進室

子ども・若者ご縁づくり推進室とは、親鸞聖人750回大遠忌長期計画基本規程に基づいた宗門長期進行計画の重点項目「次代を担う『人』の育成」に関し、その成果をふまえ、子ども・若者を対象とした「ご縁づくり」の計画推進とその活動支援を主とした、さらなる重点的かつ継続的な推進展開を行っております。

部会紹介

子ども・若者ご縁づくり推進室は「子ども・若者ご縁づくり推進委員会」を設置しており、専門的な知識を有し、様々な活動を行っているマネージャーを部会長とする4つの部会を設置しております。

若者ご縁づくり部会

「若者ご縁づくり部会」はその名の通り、如何にして若者と仏法とのご縁をつくり、つなげ、深めていけるかを仲間と共に考え、実践していく部会です。これまでに、現代版寺子屋「スクール・ナーランダ」や高校生の集いなどを企画・実施してまいりました。
「スクール・ナーランダ」は、若者世代と仏教とのこれまでにない多様な接点を用意することで、若者と仏教や浄土真宗との新しい関係をつくっていくことを目指し、2017年に始まりました。多様な講師陣をお招きすること、ディスカッションや体験型のプログラムを取り入れること、また参加者と同世代の若者たちに「チーム・ナーランダ」として企画・運営に関わっていただくことなどを特長としています。この手法をそれぞれの地域にあわせてカスタマイズしていただくことによって、様々な教区などで「チーム・ナーランダ」開催をしております。
「全国高校生 平和を学ぶ集いin沖縄」は2015年に、その同窓会としての「メンバー再集合」は翌年に京都で開かれました。そして、2021年度からは中高生の集いを開催する予定です。若者が自分たちとは異なる年代よりも同年代との関わりを好む傾向があることから、このご縁づくりも年齢の離れた大人が考えるだけではなく、一緒にご縁づくりを進めていく、参加者と同世代の核となる存在が大切であると考えます。この中高生の集いには、教区ご縁づくり関係者も必ず一緒に参加していただくことによって、中高生の参加者が全国の仲間とつながりつつ、教区とのつながりを確実に持ってもらうことを念頭に置きながら開催いたします。 あくまでも若者とのご縁づくりが各教区で、各組で、各寺院で広まっていくことが何よりも大切だからこそ、宗派での取り組みはその場限りのイベントではなく、どのようにその後につなげていけるかを第一に考えていきたいと思います。さらに、各寺院の状況にあわせて取り組むことができるような、種々の若者とのご縁づくりの可能性も、様々な視点から模索してまいります。

思春期・若者支援部会

「思春期・若者支援部会」では、特に「生きづらさ」を抱えている、子どもから40歳くらいまでの人々への理解・支援を広げる中で、これらの人々や社会と仏法とのご縁づくりを推進していこうとする部会です。これまで各地での公開シンポジウムや「思春期・若者支援コーディネーター養成研修会」などを企画・実施してまいりました。
この部会がテーマとして扱うのは、性(性教育、性暴力など)、セクシャリティー(LGBT、同性愛)、薬物依存、リストカット、児童虐待、不登校、自死、カルト対策などです。私たち(自身も含め)のまわりには、こうした要因から生きづらさを抱えている人が多数おられ、その多くは周囲の無理解や偏見によって、より自分の殻に閉じこもらざるを得ない状況となっています。私たちはつい、宗教者としての「こたえ」を急ぐあまり、「こうあるべき」という相手のあり方を否定する対応をしてしまいがちです。しかしながら、真に必要なものは、私たちが相手の方から「もし悩みや苦しみを相談すれば、聞いてくれそうな大人だな」と認識されることであり、状況を分析した上で、必要があれば専門家や機関などにつなげていくことです。
そのためには、私たち僧侶や寺族自身が、こうした問題や状況への理解を深め、日々接している人々との対応力を身につけ、また私たちの暮らしている地域の人々や組織のことも知っていかなければなりません。したがって、この部会では、すでにそれぞれの地方でこのような取り組みを行っている僧侶・寺族のネットワーク化をはかると同時に、全国の僧侶・寺族が理解と関心を深めることができるような仕組みに取り組んでまいります。

子どもご縁づくり部会

「現代は社会や家族形態の変化(核家族等)で、家族の中での宗教的伝承が困難な時代であると言っても過言ではないと思います。そんな中、次の世代にお念仏の教えを伝える取り組みとして、宗門をあげて「ご縁のある大人たちが すべての子どもと接点を持ち 子どもとともに 阿弥陀さまのご縁に遇っていこうとする運動」を展開して参りました。
しかし「子ども・若者ご縁づくり」と名称を変更した影響なのか、親鸞聖人750回大遠忌法要以降、宗門内にそれまで取り組んできた子どものご縁づくり運動は終了し、若者へのご縁づくり運動へ移行したかのような印象と、推進室設置後の活動が、若者を対象としたものを中心となったことが原因の一つではではないでしょうか。
これまでの取り組みでも訴えてきましたが、仏法とのご縁は子どもから若者へ、そして大人へと継続して受け継がれて行くものです。若者へのご縁づくりを視野に入れながら、今まで以上に子どもへのご縁づくり活動に取り組んでもらえるように2017(平成29)年度に「子どもご縁づくり部会」を新たに設置いたしました。
引き続き、子ども達に「手を合わせお念仏申す人になってもらいたい」との願いを実現するために、子ども世代へのご縁づくりを提案して参ります。

取り組みの3つのかたち

  1. 日常生活の中で自然と手を合わすことが出来るような、お寺や家族で取り組みを提案して参ります(食前・食後のことばの奨励等)
  2. 法要・法務などで、子ども達もお参りが出来やすくなるような工夫や実際取り組んでおられる実例などを紹介して参ります。
  3. 子どもに特化した催しなど、全国(都市部・過疎地)で子どものために行われているイベント・催し・取り組みを紹介していきたいと思います。また2023年の慶讃法要に向けての子どもご縁づくりの企画と提案をおこなって参ります。

情報発信部会

「情報発信部会」は、子どもや若者に、仏教、浄土真宗そしてお寺とご縁をつくるための情報を発信していく部会です。現代社会において、様々な情報があふれています。その中で、しっかりとした情報を、発信し、共有して、ご縁の輪を広げていくことを目的としています。
その情報は、大きく分けて、二つの方向性があります。

  1. 子どもや若者とご縁を結びたいと思う方々(ご縁づくりの推進者)に対して、役に立つ情報を発しすること。
    ご縁づくり推進者向け情報発信
  2. 今の子どもや若者へ仏縁を結んでもらえるような情報を発信することです。
    子どもや若者向けの仏教やお寺の情報発信

ご縁づくり推進者向け情報発信

この情報の対象は、教区マネージャーや組サボーターやご住職や坊守さんや門徒さんたちのような、ご縁づくりをしたいと思ってくださる方々です。子ども若者ご縁づくりとはどのようなものなのか?子ども若者ご縁づくりの各寺院でできるアイデア、そして、様々な寺院で行われているご縁づくりの事例などを整理、発信していきます。HPに、それらの情報を載せて、いつでも参考にできる形で、発信をしてまいります。
 また、子ども若者ご縁づくり推進室での、スクール・ナーランダ、思春期・若者支援コーディネーター養成研修会など様々な活動の報告も載せ、今後の活動に役に立てていただきます。

子どもや若者向けの仏教やお寺の情報発信

この情報の対象は、子どもや若者たちです。
現代の子どもたちは、情報をどのように手に入れるでしょうか?それは主に、スマホを中心とした通信機器から情報を得るものがほとんどです。ですが、仏教、浄土真宗、お寺などのことを小学校中学年(3年生・4年生)以下の子どもに正しく伝えることは困難です。情報発信部会では各教区の指導者や保護者に対して子どもへ向けての情報発信をし、わかりやすく伝えてもらえるような情報を提供していきます。
 また、様々な情報が取得できる現代では、間違った仏教の理解、イメージを持っている若者も多いのが現状です。そのため、若者に仏教やお寺の魅力を発信する方法を研究、実施してまいります。SNSの活用の仕方や、どのようなコンテンツによって、若者が興味をそそられるのか?など、様々な角度で、研究し、情報を発信してまいります。
情報技術や環境は、常に進化し、移り変わっていくものです。変化に埋もれることのない情報を発信して、子どもや若者へのご縁の輪を広げてまいります。

これまでの歩み

主な出来事

  • 2007年度(平成19)

    • 宗門長期振興計画推進対策室に「寺院活性化推進部」(現在の寺院活性化推進担当)」が新設され、キッズサンガの推進を所掌するとともに、青少年教化対策の具体的施策として策定された「全寺院『子どものつどい』キッズサンガ」を円滑に推進すべく「中央キッズサンガ推進委員会」が設置される。
    • 各教区(沖縄県宗務特別区含む)に対し、下記のとおり助成される。
      • 活動事務助成費(教区推進委員会における会議・事務通信経費)
      • 少年教化サポーター養成研修助成費(組のサポーター養成にかかる経費)
      • 活動助成費(教区内寺院におけるキッズサンガ実施の基盤整備にかかる経費)
  • 2008年度(平成20)

    • すべての教区(特別区)に「キッズサンガ推進部門」が設置される。
  • 2009年度(平成21)

    • 教区推進部門との連携を強固にするため「教区連絡協議会」の実施を全教区に依頼。
  • 2010年度(平成22)

    • 親鸞聖人750回大遠忌法要を翌年に控え、「お寺を子どもの居場所に」というキッズサンガの願いの底にある「寺院の役割」を再確認するため、全アドバイザーを対象として「全アドバイザー会同」を開催。
  • 2011年度(平成23)

    • 親鸞聖人750回大遠忌法要「子どものつどいin本願寺~本願寺キッズサンガ・児童念仏奉仕団~」が7月25日~30日の間、一泊二日の日程にて3回にわたり行われ、全国から約5,400名の小中学生および引率者が参加した。運営スタッフは一般公募にて申し込まれた10代から80代までの241名にて組織された。
  • 2012年度(平成24)

    • 「短期目標を終えての総括書」を作成、各教区(沖縄県宗務特別区含む)、各アドバイザーへ配布。
  • 2013年度(平成25)

    • 総括書を元に「キッズサンガをさらに」展開するべく、キッズサンガの願い(理念)を「ご縁のある大人たちが、すべての子どもと接点を持ち、子どもとともに阿弥陀さまのご縁に遇っていこうとする運動」と示し、これを「3つのかたち」と「3つの視点」をもって引き続き取り組むために「キッズサンガ推進ガイドライン」を発行し全寺院に配布。
    • 青年層への働きかけに注力するために「青年教化についての意見聴取」が始まる。
    • 「青年教化推進委員会」が設置され、青年層への教化活動の可能性について協議が始まる。
  • 2014年度(平成26)

    • 「宗務の基本方針」に青少年教化活動が取り上げられ、これに重点的に取り組むために、宗門長期振興計画対策室が所掌していたキッズサンガを、総局に「子ども・若者ご縁づくり推進室」を特別部門として新設し、これにあたることになった。
    • 推進室にマネージャー6名が置かれ、「ご縁づくり」活動推進会議を構成する。
    • 「子ども・若者ご縁づくり」と青少年教化活動の呼び方を変えたうえで、ご縁づくりの基本方針を「中央キッズサンガ推進委員会」「青年教化推進委員会」の意見を聴取し策定。
    • 法統継承を機に専如ご門主臨席のもと「全アドバイザー会同」を9月に開催し、「子ども・若者ご縁づくり」・キッズサンガをさらに展開していくことを確認。
    • 推進室が全教化団体と龍谷総合学園の各代表者を招聘し「子ども・若者ご縁づくり」基本方針と、若者の現状及び宗門校における宗教教育の現況について研修協議会を開催。今後、情報交流などを緊密に取りながら連携を深めていくことを確認。
    • 推進室とマネージャーが各教区へ出向し「基本方針の周知徹底」をはかる
  • 2015年度(平成27)

    • 「ご縁づくり」活動推進会議に、有識者により構成する3部会が設置される。
      (思春期若者支援部会・企画事業部会・教材情報部会)
    • カルトへの注意喚起パンフレットを龍谷総合学園の協力のもと全寺院に配布
    • ホームページリニューアル
    • 「子ども・若者を知るための公開シンポジウム」開催
      (京都・本願寺6月3日)(東京・築地本願寺9月30日)
    • 全国高校生「平和を学ぶ集い」in 沖縄を開催。
      8月4日~6日(2泊3日)
    • 子ども・若者ご縁づくり中央連絡協議会 開催(京都・本願寺11月10日・11日)
      (浄土真宗本願寺派 教化団体・龍谷総合学園合同協議会・仏教プレゼン大会)
  • 2016年度(平成28)

    • 第1期 思春期・若者支援コーディネーター養成研修会 開催
      (第1回5月9日~11日)(第2回7月6日・7日)(第3回2017年2月4日・5日)
    • 子ども・若者ご縁づくり教区マネージャー代表者事務担当者研修会 開催
      (京都・本願寺6月1日・2日)
    • 思春期・若者を知るための公開シンポジウム 開催(北海道教区主催)
      (北海道・札幌別院6月6日)
    • 思春期・若者を知るための公開シンポジウム 開催(東海教区主催)
      (愛知・名古屋別院6月20日)
    • 全国高校生「平和を学ぶ集い」in沖縄 メンバー再集合!! 開催
      (京都・聞法会館8月6日~8日)
    • 思春期・若者を知るための公開シンポジウム 開催(福岡教区主催)
      (福岡・福岡教堂10月17日)
    • 現代版寺子屋 スクール・ナーランダvol.1京都 開催
      (京都・本願寺/伝道院2017年2月4日・5日)
    • 現代版寺子屋 スクール・ナーランダvol.2富山 開催
      (富山・善興寺3月4日・5日)
  • 2017年度(平成29)

    • 2015年度に「ご縁づくり」活動推進会議のもと設置された部会の構成を変更。(子どもご縁づくり部会・若者ご縁づくり部会・思春期若者支援部会・教材情報部会)
    • ご縁づくりの様々な取り組みや活動の具体例などを紹介した「子ども・若者ご縁づくり」~キッズサンガをさらに~-スタートアップガイド-を制作し、全寺院に配布。
    • カルト対策についての講演会 開催(大阪教区共催)
      (大阪・津村別院6月30日)
    • 第25代 専如門主 伝灯奉告法要記念・協賛行事 児童念仏奉仕団・子どものつどい~「本願寺DAYS」~ 開催
      (京都・本願寺 第1回7月25日・26日 第2回7月27日・28日 第3回8月1日・2日 第4回8月3日・4日)
    • 子ども・若者ご縁づくり(キッズサンガ)中央連絡協議会 スキルアップ研修会 開催
      (京都・本願寺9月6日~8日)
    • 第25代 専如門主 伝灯奉告法要記念・協賛行事「スクール・ナーランダ特別編」 開催
      (京都・本願寺12月9日)
    • 第25代 専如門主 伝灯奉告法要記念・協賛行事「本願寺ギャザリング」 開催
      (京都・本願寺12月10日)
    • 「ごえんさんエキスポ」 開催
      (京都・本願寺白洲12月9日・10日)
    • 現代版寺子屋 スクール・ナーランダvol.3東京 開催
      (東京・築地本願寺2018年3月3日・4日)
  • 2018年度(平成30)

    • 教材・情報部会の名称を情報発信部会に変更。
    • 教区マネージャー・事務担当者研修会(中央連絡協議会) 開催
      (京都・本願寺11月19日・20日)
    • 第2期 思春期・若者支援コーディネーター養成研修会(前期) 開催
      (京都・聞法会館2019年1月17日・18日)
    • 現代版寺子屋 スクール・ナーランダvol.4京都 開催
      (京都・本願寺/伝道院2019年2月9日・10日)
  • 2019年度(令和元)

    • シリーズ①日常生活でのご縁づくり『食事のことば』リーフレットを作成し、全寺院に配
    • 第2期 思春期・若者支援コーディネーター養成研修会(後期)開催
      (京都・本願寺2019年6月18日・19日・20日)
    • 教区・特区子ども・若者ご縁づくり連絡協議会 開催(26教区・沖縄県宗務特別区)
    • 教化団体長会議 開催
      (京都・本願寺2019年10月8日)
    • 現代版寺子屋 スクール・ナーランダvol.5佐賀 開催
      (佐賀・願正寺2020年2月8日・9日)

page top